結婚式へは着物で出席しようかな、
とお考えの皆さん。
着物はとても華やかなので、
お祝いの席にはぴったり!
ぜひおすすめします♡
さらに未婚の方であれば、
振袖が特におすすめですね。
ご友人はもちろんのこと、
兄姉の結婚式という場合でも、
妹として華を添えることができます。
しかし、振袖は成人式以来、
という方も多いのでは?
着慣れないし、マナーも心配…
そんな着物初心者さんのために、
振袖を着る時に知っておきたい
マナーや注意点をまとめてお伝えします!
ポイントを押さえて、
結婚式での振袖美人を目指しましょう♡
結婚式のお呼ばれに振袖を着る際に知っておきたいマナーを徹底解説!
それではまず、
結婚式のお呼ばれに振袖を着る際の
9つのマナーについて確認していきましょう。
⒈振袖の色についてのマナー
結婚式のお呼ばれに切る振袖の色選びのポイントは、
花嫁より目立たない色にするということ。
これは洋装の時と同じですね。
基本的に、ゲストは赤や白の着物は避けるようにしますが、
当日、花嫁さまがどんな色の着物を着るのか?を
事前に確認ができるとベターです。
白でも柄が入っているので真っ白ではないこと、黒でも振袖というだけで十分華やかなので問題ないのです。
しかし、着物のマナーを知らない人からは、マナー違反・非常識ととられるかもしれません。
そのため、結婚式での白や黒の着物の着用は避けた方が無難です。
⒉振袖の柄についてのマナー
振袖は、柄選びも楽しいですね♡
花嫁さまより目立たないことを意識しつつ、
柄を選びましょう。
定番の花柄は、
春には「桜」、冬には「梅」など、
季節の花がデザインされたものを選びましょう。
また、「松竹梅」や「扇」など、
吉祥文様と呼ばれる、日本のおめでたい柄も
結婚式にぴったりの華やかさです。
おめでたい席なので、
祝福の気持ちを込めて柄を選びましょう。
また、ラインストーンの飾りが入ったり、
レースの襟など今風にアレンジされた着物は、
格式の高い結婚式の場合には避けましょう。
⒊振袖の帯締めについてのマナー
帯締めは、
着物の色や柄に合わせて選ぶようにします。
結婚式というおめでたい場に出席する際には、
金糸や銀糸が入ったものが華やかでおすすめです!
⒋振袖の帯の結び方についてのマナー
帯の結び方にも、様々な種類があります。
帯の結び方ひとつで、印象も変えられますね。
振袖に合わせて結ぶ帯結びは、ふくら雀が一般的。
また、華やかな変わり結びも好まれます。
帯の結び方は、
事前にインターネットやカタログ等でチェックし、
着付けてくださる方にイメージを伝えられるように
準備しておきましょう。
⒌振袖を着た際のアクセサリーについてのマナー
振袖に限らずですが、
和装の際には、アクセサリーはNGです。
ネックレス、ブレスレット、ピアス、イヤリング、
時計などの装飾品はつけません。
ただし、髪型は華やかに飾りましょう。
かんざしやヘアアクセサリーで、
顔周りを華やかに仕上げます。
結婚式でのゲストの指輪のマナーについて。
ぜひこちらの記事でチェックしておいてくださいね。
⇒結婚式のアクセサリー!意外と知らない指輪のマナーと付け方をご紹介!
⒍振袖での髪型についてのマナー
出典:https://www.pinterest.jp
振袖を着る時には、顔周りを華やかに仕上げます。
しかし、極端に高さの出る髪型は避けるようにしましょう。
成人式の時よりも落ち着いた、
上品なヘアスタイルが望ましいです。
ヘアアクセサリーは、
シンプルで華のあるものを選ぶと良いですよ♡
⒎振袖の髪飾りについてのマナー
髪飾りは、振り袖と同じカラーで選びます。
例えば…..、
赤色の振袖であれば、赤系のかんざしや花飾り。
水色であれば水色のかんざしがよく合います。
振袖は柄が入っているので、
柄の色でコーディネートしてもおしゃれですね♡
⒏振袖でのメイクについてのマナー
振袖を着る際は、着物に負けないよう、
メイクもきちんとしっかりするようにしましょう。
華やかだけど目立ちすぎない、
品のあるメイクを心がけましょう。
眉はやんわりと
着物の優しい雰囲気を活かすため、
やんわりとした山型に描くのがポイントです。
目もとはしっかりラインを入れて
アイメイクは、シンプルでありながら力強さも意識して。
リキッドタイプのアイライナーで、
しっかりラインを描きましょう。
アイシャドウは、ラメや激しい色使いはNG。
着物のメインカラーを合わせるようにすると、
まとまり感がでます♡
トーンは明るめで統一
舞妓さんのように、着物には
白っぽいメイクが似合います。
ファンデーションや口紅など、
普段よりちょっと明るめカラーを
チョイスするようにします。
着物に似合うメイク。
ポイントがまとまった、こんな動画も♡
当日を迎える前に一度、
着物メイクを試してみましょう♪
⒐振袖の鞄や草履の小物についてのマナー
鞄と草履はセットでそろえるなど、
同じ柄や色で合わせるとまとまりがよくなります。
爬虫類系やファー素材の鞄はNG。
殺生をイメージさせ、縁起が悪いためです。
また草履は、
鼻緒と台が同じ素材でできている、
礼装用のものを選びましょう。
鼻緒と台がバラバラの草履は、
カジュアルな装いに合わせるものです。
注意しましょう!
また、踵の高さは、
高いほどフォーマル感が増します。
5cm前後のものを選ぶようにしましょう。
結婚式で振袖を着る場合の注意点は?
振袖に限らず、
着物を着る時には所作に注意しましょう。
洋装の時とは異なる、
着物姿をより上品に見せる所作を
身につけたいものです。
歩き方
着物を着て歩くときは、着物の裾が
乱れてしまわないように気をつけます。
背筋を伸ばして、小さな歩幅で、
足を真っ直ぐ前に出して歩きましょう。
内またで歩くと歩きやすくなります。
また、草履を引きずったり、
大きな音を立てて歩かないようにしましょう。
座り方
椅子に座るときは、
帯をつぶさないように気をつけます。
椅子の背もたれにはもたれず、浅く座りましょう。
また、着物の後ろの裾が地面に付かないように、
少し膝の裏に入れ込むようにしておくと
綺麗な状態を保てます♪
食事の仕方
食事をするときは、着物を汚さないように
ハンカチやナプキンを膝にかけておきましょう。
大判のハンカチやナプキンの場合は、
二つ折りにし、折り目のほうを手前にします。
これは洋服で食事をするときと同じですね。
手を伸ばしてグラスなどをとる場合は、
片方の手で着物の袖口を押さえるようにすると、
きれいに見えますよ♪
結婚式のお呼ばれに振袖は何歳まで着てもOKなの?決まりはある?
振袖は、「若い人が着るもの」
というイメージがあるかもしれません。
実際には何歳まで着ていいものなのでしょうか。
振袖は、未婚女性の礼装なので、
未婚であれば、何歳で着てもOK。
マナー的にはまったく問題ありません。
しかし実際には、
30代後半や40代で振袖…というのも
はばかられるもの。
周りの方々の目も気になるところですので、
ご自身で判断しましょう。
20代後半~30代で振袖を着る場合も、
柄選びに少し工夫をしましょう。
落ち着いた大人の振袖を目指したいものです。
結婚式のブライズメイドを振袖でするのはNG?
出典:http://a-steady.com
最近、密かな人気を集めているのが、
和装のブライズメイド。
日本では昔から、花嫁さまの友人たちが
介添えをする風習があったそうです。
その女性たちは天姫(あまひめ)と呼ばれ、
天姫を務めた女性は幸せになれる、
と言い伝えられています。
お揃いの振袖を着て介添えをする光景は、
この上なく華やかです♡
まとめ
お祝いの場に華を添える振袖。
振袖の女性が一人いるだけで、
その場のお祝いムードがぐっと高まります。
結婚式で振袖を着ると、
新郎新婦はもとより、
ゲストからもきっと喜ばれることでしょう。
自分では着物を持っていないという方は、
レンタルという選択肢もあります。
振袖のレンタルの相場や、
選び方のポイントもまとめた、
こちらの記事もご覧ください♡
⇒結婚式の振袖のレンタルの相場!色や選び方の5つのポイントとは?
ぜひ次の結婚式には振袖で。
積極的に、花を添えてみませんか?