以前、友達の結婚式に招待された夫から
服装について相談を受けました。
私は男性ゲストの衣装について無知だったにもかかわらず
「とりあえずネクタイとシャツは真っ白で、
スーツと靴は黒やったら問題ないで!」と、ドヤ顔でアドバイス。
…ところが夫はその結婚式で、
同世代の30代の男性グループからは浮き、
見事に50代くらいのおじさんに馴染んでしまったのです…(ノД`)
間違いではないけれど、なんかちがう。。。
夫に恥をかかせてしまった私は嫁として反省し、
次回招待された時には名誉挽回するために、
徹底的に調査しました(゚Д゚)ノ
今回は、“結婚式での男性ゲストの服装事情&マナー”をご紹介します!!
ネクタイのマナー色々!
色や柄のルール
むかしからの慣習で絶対に失敗しないのは白いネクタイですが、
最近はあまり派手すぎる色や激しい柄でなければ
色・柄の入ったネクタイもOKとされています。
色は、シルバーやシャンパンゴールドなどの光沢系、
ピンクや水色などのパステルカラーなら、明るく華やかで無難でしょう。
柄は、ストライプ・チェック・ドットなど定番の柄はOKですが、
殺生を連想させるアニマル柄は避けましょう。
また、黒のネクタイは弔事の際の正装なので、
無地・柄かかわらず絶対にNGです。
結び方
ネクタイにはオシャレな結び方も様々ありますが、
基本的には日常のビジネススーツでも使用される
プレーンノットが一般的です。
結び方もシンプルで簡単ですが、
結び目のキツさやたれの長さによって印象も少し変わるので、
色々と試してみて。
http://www.e-necktie.jp/info/tie.html
蝶ネクタイはOK?
一気にオシャレ上級者になれるアイテム、蝶ネクタイ。
実は、夜の時間帯のパーティのためのアイテムなので、
本来は昼間のパーティでは使用しません。
夜の二次会や、昼でもカジュアルめな結婚式や
1.5次会であれば問題ありませんが、
少しお堅めの昼間の結婚式の場合は避けた方が無難です。
ノーネクタイ
正式なマナーとしてはもちろんノーネクタイはNGですが、
「友人メインのカジュアルな結婚式」と事前にわかっている場合は
ファッションとしてのノーネクタイも有りとされるケースもあります。
ただし、胸元をだらしなく開けすぎないように注意しましょう。
当日、万が一場違いと感じた場合に対処できるよう、
ネクタイを一本持参することをオススメします。
二次会
二次会の服装は「平服」が基本です。
平服とは、普段着という意味ではなく、
「堅苦しくかしこまらず、場の雰囲気に合った服装」。
縁起の悪い黒のネクタイ、デニムなどのカジュアルすぎる服装を避け、
フォーマルすぎずオシャレでこなれたファッションを目指しましょう!
きちんと品よく決まっていれば、
蝶ネクタイやノーネクタイもOKでしょう◎
服装でのオシャレはどこまでOK?
スーツ
結婚式というフォーマルな場でゲストとして出席する場合は、
準礼装(略礼装)での出席が一般的で、
ブラックスーツやダークスーツがふさわしいとされています。
ブラックスーツとは、慶弔両方で使える真っ黒のスーツのこと。
ビジネススーツの黒とは色の深みや素材の質がちがいます。
ダークスーツとは、濃紺やダークグレーなど暗めの色のスーツの総称。
ブラックスーツよりもおしゃれ感があるので、若い世代に好まれています。
スーツは普段のビジネススーツを着用する場合でも、
小物で華やかさをプラスして特別感を演出しましょう。
シャツの色や柄のマナーは?
フォーマルな結婚式の場合、白もしくはパステルカラーなどの
淡い色のシャツが基本となります。
無地のものであればまず失敗することはりませんが、
近付かなければ気付かないような織り柄や薄い柄であれば
問題ありません。
衿はレギュラーカラーという、標準的なタイプのものを選びましょう。
ベスト
スーツの中に着るベストは、フォーマル度&オシャレ感が
ぐっとアップするアイテムです。
スーツと同じ色の揃いのベストなら間違いありませんし、
あえて色違いや柄でコーディネートするのも上級者に見えるテクニックです。
セーター
スーツをギリギリまで着崩したい場合、
ジャケットの中にVネックのニットを合わせると
一気にカジュアルダウンできます。
着こなしによってはオシャレですが、カジュアルすぎに見えたり、
さえないおじさん風になったりしがちなので気を付けて。
チーフ
ポケットチーフは、フォーマルウェアには必須の装飾です。
ネクタイと同じく白や薄めの色が基本ですが、
カジュアルな結婚式であればカラーのチーフも◎。
色に迷ったら、ネクタイの色と合わせると間違いありません。
折り方はスリーピークスという折り方が、
フォーマルな場には良く合います。
カバンや靴も意外と見られている!
靴
「ひも付きのストレートチップ」タイプがもっとも適しています。
主賓や親族ではなく、祝辞などを頼まれていないのであれば、
つま先に飾りのないプレーントゥでもOKです。
色は黒が無難ですが、深めのブラウンでも問題ありません。
靴下
靴下はたとえ見えなくても、黒の靴下を着用するのがマナーです。
白や色物、くるぶし丈、素足などは
万が一見えてしまった時のために、避けておくのがベター。
カバン
カバンを持たない事がマナー違反になるわけではありませんが、
ご祝儀などをキレイに持ち運ぶためにも、
小さめのクラッチバックなどを使用することをオススメします。
派手すぎなければ失敗は少ないですが、
「シンプルなデザインの革製の黒の無地」なら間違いありません。
髪型やヒゲなどの身なりも大事
髪型やヒゲに関しては「きちんと整えていることが見てわかる」ことが、
とにもかくにも重要なポイントです。
髪の毛の寝ぐせは直して、ワックスやジェルで整える。
ヒゲは無精ヒゲではなく、しっかりと手入れしていることが
誰からみてもわかるということが、合格ライン。
新郎新婦のイメージを落とさないためにも、
清潔感や品の良さを心掛けましょう。
まとめ
- 小物は白や淡い色が基本
- 結婚式自体の雰囲気によっては着崩してもOK
- 身なりは清潔感が重要
基本やマナーは守りつつ、場の雰囲気に合わせた服装や
ゲストとして求められている振る舞いで、
大切な人の結婚を心から祝福しましょう(*’ω’*)♡
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